歯の神経を抜く治療を受けました。
今回はそこに至るまでの過程と歯の神経の治療について書いていこうと思います。
個人的な感想だったり、実際に医師から聞いたことでも勘違いして記憶していたり、うろ覚えだったりで間違いなこともあるかと思います。
そのあたりの専門的なことは調べるなりしてください(汗)
今回の治療に至るまで
約4年ほど前のことです。
仕事でガムをよく噛んでいたんですが、そのときにたまに奥歯に激痛が走ることがありました。
ほんとにたまにでしたし、痛みもその瞬間だけなので特に気にしてませんでした。
その頃2ヶ月に一度歯医者に定期検診に行っていたので、医師にも痛みのことを伝えていましたが、原因はよくわからず。
しばらくしてから、たまにではなく噛むたびに痛いという感じになりました。
痛む歯は以前治療したことがある歯だったんですが、被せが外れてしまったこともあり、ちょうど良いタイミングだと歯医者に行きました。
そこで痛みのことも伝えると、歯の奥の方に汚れが溜まって炎症が起きているということで、掃除をすることになりました。
かなり奥の方まで汚れがついており、完全に除去することは出来ないと。
そしてあまりにも痛みが続くようなら抜くことも考えないといけないと。
その時はそのまま蓋をして終了。
様子を見るということになりました。
ですが痛みも完全にはなくなりませんし、歯が浮いたような感じが続くような状態でした。
そんなこんなで、スッキリしないまま1年ほど経過。
医師に相談したところ、歯槽膿漏で歯の周りの骨が溶けて、歯がぐらつくことで炎症が起きているのだとか。
以前と同じように、あまりに痛むなら抜くことも考えないといけないと。
抜くのは出来れば避けたかったですし、痛い方の歯を酷使しなければ、痛みもさほど気になることもありませんでしたので、だましだましな感じで2年ほどたちました。
そして去年の始めことです。
歯の浮いた感じなどの違和感がひどくなってきたので、相談したところ、2ヶ月に1回の定期検診を1回にしてみようということになりました。
そして去年の12月。
水を含むと今までに感じたことのないようなしみる感じが。
さらにそのしみた感じが絶えず続くような状態に。
ちょうど定期検診の日だったので、衛生士さんにそのことを伝えたところ、神経の治療をしたほうがいいかもと言われました。
てっきり抜くしかないと思っていたので、抜くまでにもう一段回あったんだと少し安堵。
とにかく耐え難い痛みだったので早速予約して帰りました。
その時に一応ということで痛み止めをもらって帰ったのですが、正解でした。
寝る前に飲まないと必ず痛みで2時頃起きるような状態にまでなっていましたし、昼間もズキズキするようになっていましたから。
記憶が曖昧なところもありますが、ざっとこんな感じで今回の治療に至りました。
それにしても抜くことを考えないとって言うから出来るだけ我慢していたのに、神経の治療があるとは・・・
去年から衛生士さんが変わったのですが、その衛生士さんで良かったですよ。
その人じゃなければ、まだ我慢していたかもしれません。
さあいざ、治療です!
神経の治療1回目
神経の治療ということですが、要は神経を抜くということです。
口の中の出来事ですし、『まな板の鯉』医者まかせでどんなことが行われているかわかりません。
流れとしては歯茎に薬を塗る⇒麻酔をかける⇒歯を削る⇒神経を掻き出す⇒薬を入れる⇒仮の蓋をする
こんな感じでした。
よく麻酔の注射が痛いと聞きますが、僕はまったく平気でした。
何が辛かったかというと、麻酔が効かない!!
炎症がひどくて効きが悪かったようです。
麻酔をかけているにもかかわらず触られてもないのにズキズキした痛みは続くし、「このまま痛みが引かないで治療できないのではないか‥‥」と恐怖にかられたほどです。
それでも何とか麻酔が効き始め、ズキズキした痛みも消え、治療が始ました。
「痛い?」「これは大丈夫?」など医師の問いかけに答える感じで、少しずつ治療が進みました。
ですがやはり麻酔の効きは悪く、奥の方の神経は取ることができずに終了。
約3分の2の神経は取ることが出来たそうです。
1週間空けて残りの神経を取るということになりました。
最後に麻酔が効いているので2~3時間は食事は控えるようにとのこと。
今回の所要時間、1時間。
金額、2150円。
麻酔が切れた後も特に痛みはありませんでした。
2回目
前回治療を受けてから2回目までの間、ムズムズした歯がゆい感じと、治療した歯で強く噛むと軽い痛みはありましたが、痛み止めに頼ることもなく無事に過ごせました。
まだ治療中ですが、久しぶりに歯の痛みを気にせずに過ごせたような気がします。
2回目の治療です。
今回で終わるのでしょうか‥‥
治療の手順は前回と同じです。
前回と違って麻酔の効きは断然良かったです。
それでも場所によっては、まだ効きが悪いところがあって若干の痛みがありました。
前回に比べれば何てことはない痛みでしたが、医師が「あんまり我慢しなくても」ということでしたので、少しの痛みがあれば伝えるようにしました。
3本の神経に麻酔の効きが悪く抜くことが出来ず、前回よりも強い薬をいれ仮の蓋をして終了。
その3本以外の神経は全て取れたそうです。
強い薬を入れたことで痛みが出るかもしれないので、そうなったら来院するように、特に何もなければ1週間後に残りの神経を取る、ということになりました。
前回同様、2~3時間は何も食べないようにということです。
今回の所要時間、45分。
金額、610円。
痛みが出るかもということでしたが、麻酔が切れた後も特に痛みはありませんでした。
3回目
あれから1週間の間、特に問題もありませんでした。
前回の期間ように歯がゆかったり、グッと噛むと軽い痛みも全くありませんでした。
そして3回目の治療。
今回は麻酔無しで開始。
‥‥‥
‥‥
‥
痛くない!
20分ほどで終了。
痛くなかったのは、前回の強い薬が効いたからだそうです。
残った3本の神経もほとんど取れ、薬を入れ仮の蓋をして終了。
次回は5日後。
蓋を開けてみて中の様子を確認し、状態が良ければ最終的な蓋をするそうです。
今回は30分だけ食事を控えるようにとのこと。
麻酔なしで済んだのは良かったです。
所要時間、20分。
金額、290円。
4回目
前回から特に痛みもなく4回目の治療へ。
前回ほとんど神経は取れましたが、少し残りがあったようでそれを除去しました。
その後最終の薬を入れ、仮の蓋をして終了。
言葉にするとあっさりですが、今回は割りと念入りに詰め物をしていたような気がします。
痛みはまったくありませんでした。
次回は2日後で、最終の被せをしていくそうです。
何もなければ後2回で治療完了です。
所要時間、20分。
金額、1300円。
5回目
今回は最終の被せに向けての型取りです。
治療した歯の型取りと、かみ合わせの型取りで上下の型を取りました。
その時医師からかみ合わせがきついので上の歯を削らないといけないかもと言われました。
出来ることなら削らずに済めばいいんですが‥‥
次回は型の出来上がる1週間後です。
所要時間、30分。
金額、1690円。
最終回
被せが出来上がり今回はそれをセットです。
出来上がった被せをセット⇒噛む⇒外す⇒調整を数度繰り返し、ある程度調整できたところで固定。
そして最終調整という流れでした。
前回上の歯を削らないといけないかもということでしたが、なるべる削らないようにと被せの方でうまく調整してくれました。
多少違和感はありますが、とりあえず物を食べるなりしないとわからないので、ひとまずはこれでという感じです。
今回のセットで痛みなど不都合があれば、すぐに来てくださいということでした。
それと1時間は食事は控えるようにと。
治療終了です。
所要時間、25分。
金額、3490円。
まとめ
期間にしてちょうど1ヶ月。
回数は6回。
治療費総額、9530円。
あの長きに渡った痛みからついに開放されました!
初回の治療のときは、どうなるかと思いましたけど(汗)
実は治療をする前に軽くググって見たんですが、ある記事で、回数3回、1回あたりの治療費2000円~5000円ということでした。
それで治療費は15000円はかかってもしょうがないと覚悟してましたが、1万円ですんで良かったです。
今回の歯医者には20年近くお世話になっていますが、常に最新の機器を導入するようにしているようですし、非常に良い歯医者だと思います。
ただ神経の治療もあるということもっと早く教えてほしかったです。
以上で一連の歯の神経治療については終了です。
もしまた何かあれば追記しようと思います。
今回はここまで。
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